最終更新: 2026-09-30
回転寿司を1回利用したときの1人あたりの平均金額は、2026年2月に実施された調査で1,980円でした(Umios株式会社調べ、対象は月1回以上回転寿司を利用する15〜59歳の男女3,000人、2026年2月17日〜20日実施)。男性は2,175円、女性は1,785円で、性別による差はおよそ390円です。
この記事では、直近3年分の調査データから見える金額の推移、公式サイトの価格情報から試算したチェーン別の目安、大人と子供で変わる金額感、使いすぎと感じるボーダーラインまで、「回転寿司の平均金額」を数字で整理します。宅配寿司や高級店まで含めた寿司全体の予算感はお寿司の予算ガイドで、食べる皿数の目安は回転寿司の平均皿数の記事で詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。
回転寿司の平均金額はいくら?直近3年の調査データ

回転寿司に関する消費者実態調査は、毎年2月に全国の15〜59歳で月1回以上利用する男女3,000人を対象に実施されています。2024年から2026年までの3年分を並べると、平均金額が年々上がっていることが分かります。
年別の平均金額の推移
| 調査年 | 実施時期 | 調査主体 | 全体平均 | 男性 | 女性 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2024年 | 2024年2月20日〜22日 | マルハニチロ | 1,804円 | 2,018円 | 1,590円 |
| 2025年 | 2025年2月19日〜20日 | マルハニチロ | 1,940円 | 2,214円 | 1,667円 |
| 2026年 | 2026年2月17日〜20日 | Umios(ネットエイジア協力) | 1,980円 | 2,175円 | 1,785円 |
2024年から2026年の2年間で、全体平均は176円上昇しました。男女とも一貫して男性のほうが高く、差はおよそ350〜430円で推移しています。
エリア別に見ると差はさらに大きい
同じ調査ではエリア別の集計も公表されています。2025年調査では東北が2,058円で全国最高、2026年調査では北陸が2,399円で最高でした。全国平均と地域最高値の差は400〜600円ほどあり、地域の魚価や店舗タイプの分布によって金額感が変わることがうかがえます。
なぜ回転寿司の金額は上がっている?値上げとの関係

平均金額が上昇している背景には、大手チェーンが2022年以降に繰り返してきた価格改定があります。長年維持されてきた「1皿100円(税込110円)」という価格帯は、原材料費・人件費の高騰を受けて崩れつつあります。
直近の例では、スシローが2026年7月22日から一部商品の価格を改定しました。人気商品の「厳選まぐろ赤身」は120円(税込)〜から150円(税込)〜に引き上げられた一方、「サーモン」「いか」「えび」といった定番人気商品は120円(税込)〜に据え置かれています(スシロー公式サイト 2026年7月22日付ニュース)。
こうした値上げが1皿単価を押し上げ、結果として1回あたりの支払い金額も増える構図です。2022年からの詳しい値上げの経緯と各社の年表は回転寿司の値上げはいつから?大手4社の価格推移で時系列にまとめています。
【独自試算】チェーン別の価格帯から見る回転寿司の金額目安
ここからは、調査データだけでは分からない「チェーンごとの金額差」を、公式サイトで確認できる最低皿価格をもとに試算します。これは編集部による独自集計であり、実際の利用者アンケートではない点にご注意ください。
試算の前提条件
- 皿数は2026年調査の全体平均9.9皿を共通の前提として使用
- 単価は各チェーン公式サイトで確認できる「最低皿価格(税込)」を使用(2026年9月時点)
- 実際の会計では中トロ・ウニなど160〜590円台の高単価ネタを組み合わせるのが一般的なため、下記の試算額はあくまで「最低ライン」の目安
チェーン別の最低皿価格と試算額
| チェーン | 最低皿価格(税込・2026年9月時点) | 皿数目安 | 最低価格ベースの試算額 |
|---|---|---|---|
| スシロー | 120円〜(店舗により130円〜・150円〜の区分あり) | 9.9皿 | 約1,188円〜 |
| くら寿司 | 110円〜(店舗により115円〜・125円〜・145円〜) | 9.9皿 | 約1,089円〜 |
| はま寿司 | 110円〜 | 9.9皿 | 約1,089円〜 |
| かっぱ寿司 | 110円〜(100種類以上が対象) | 9.9皿 | 約1,089円〜 |
くら寿司は公式メニューページで「一皿110円〜」「一皿115円〜」「一皿125円〜」「一皿145円〜」という4つの価格帯の店舗があることを案内しています(くら寿司公式サイト)。はま寿司は通常の握り寿司が税込110円から用意されています(はま寿司公式サイト)。かっぱ寿司は100種類以上のメニューが「一皿100円(税込110円)」の対象です(かっぱ寿司公式サイト)。
最低価格帯だけで見ると1,100〜1,200円前後ですが、実際の調査による全体平均は1,980円と、700〜800円ほど高くなっています。この差は、多くの利用者が160円・260円・400円以上といった中〜高単価のネタやサイドメニューを組み合わせて注文していることを示しています。各チェーンのメニュー傾向はスシロー完全ガイド、はま寿司の完全攻略ガイド、かっぱ寿司のカロリー一覧、くら寿司のカロリー一覧でそれぞれ詳しく紹介しています。皿の色と価格の対応関係はお寿司の皿の値段と種類も参考にしてください。
大人と子供で回転寿司の金額はどう変わる?
これまで紹介した調査はいずれも15〜59歳が対象のため、未就学児や小学生など子供の利用実態は含まれていません。子供連れの場合の金額感をつかむには、各社のキッズメニュー価格が参考になります。
はま寿司の公式サイトによると、キッズ向けの「はまっこセット」は「はまっこポテトセット」290円、「はまっこ3天セット」460円、「はまっこしょう油ラーメンセット」400円といったラインアップです(はま寿司公式サイト)。子供は握り寿司そのものを大人より少ない皿数しか食べないことが多く、こうしたセットメニュー1品で満足するケースも少なくありません。
これを踏まえた目安として、大人2人・子供2人の家族4人で利用する場合を試算すると、大人2人分は調査の全体平均を当てはめて約3,960円、子供2人分はキッズセット中心と見て1人400〜500円前後、寿司の追加皿を数皿加えると合計で5,000〜6,000円程度が一つの目安になります。これはあくまで編集部による概算であり、実際の金額は注文内容や店舗、子供の年齢・食欲によって大きく変わります。
「食べ過ぎ」「使いすぎ」と感じるボーダーラインは?
2024年のマルハニチロ調査では、平均金額とは別に「食べ過ぎたと感じる金額」も聞いています。その結果は全体平均2,830円で、男性3,148円、女性2,513円でした(マルハニチロ「回転寿司に関する消費者実態調査2024」)。
同じ2024年調査の実際の平均支払い額は1,804円なので、平均より1,000円ほど多く払うと「食べ過ぎた」と感じる利用者が多い、という一つの目安になります。予算を決めて利用したい場合は、平均額に1,000円弱を上乗せしたあたりを上限の目安にすると計画が立てやすいでしょう。
回転寿司の金額を抑えるコツ
- 平日限定のクーポンやアプリ会員限定の割引を活用する
- 最低価格帯の皿(100〜120円台)を中心に注文し、高単価ネタは皿数を決めて楽しむ
- サイドメニュー・デザートの追加は会計前に一度見直す
- 家族利用では子供にキッズセットを活用し、大人の皿数で調整する
チェーン横断でのお得な楽しみ方は回転寿司の裏技25選でさらに詳しく紹介しています。
よくある質問
Q1: 回転寿司は1,000円で足りますか?
最低価格帯の店舗であれば、7〜9皿程度で1,000円前後に収まることもあります。ただし2026年調査の平均皿数は9.9皿のため、平均的な食べ方をすると1,000円では不足するケースが多いでしょう。皿数の目安は[回転寿司の平均皿数](https://osushi.studio/media/osushi-heikin-nanosara/)で詳しく解説しています。
Q2: カップルや友人2人で行く場合の予算目安は?
2026年調査の全体平均1,980円を単純に2人分に当てはめると、合計で4,000円弱が一つの目安です。ただし高単価ネタを積極的に注文する場合はこれより高くなります。
Q3: 平均金額が調査年によって違うのはなぜですか?
調査主体・実施時期・対象者は年によって近い条件ですが完全に同一ではなく、価格改定の有無も影響します。単年の数値だけでなく、複数年の推移で傾向を見ることをおすすめします。
まとめ:回転寿司の平均金額のポイント
- 2026年調査の全体平均は1,980円、男性2,175円・女性1,785円
- 2024年(1,804円)から2026年にかけて176円上昇しており、各社の価格改定が影響している
- チェーンの最低皿価格だけで試算すると1,100円前後だが、実際の平均は1,980円と差があり、高単価ネタの注文が金額を押し上げている
- 子供連れの場合はキッズセット(290〜460円程度)を組み合わせるのが一般的
- 食べ過ぎと感じる金額は平均より1,000円ほど高い水準
より広い予算感を知りたい方はお寿司の予算ガイド、皿数から金額感をつかみたい方は回転寿司の平均皿数もあわせてご覧ください。
参考情報
- 回転寿司に関する消費者実態調査2026(Umios株式会社、ネットエイジア株式会社調査協力、2026年2月17日〜20日実施、確認日2026年9月30日)
- 回転寿司に関する消費者実態調査2025(マルハニチロ株式会社、2025年2月19日〜20日実施、確認日2026年9月30日)
- 回転寿司の1人あたり支払い平均額は前年比114円増の1804円に!【マルハニチロ調べ】(マルハニチロ株式会社2024年調査の紹介記事、2024年2月20日〜22日実施、確認日2026年9月30日)
- 2026年7月22日(水)からの価格改定のお知らせ(株式会社あきんどスシロー公式サイト、確認日2026年9月30日)
- くら寿司メニューページ(くら寿司公式サイト、確認日2026年9月30日)
- はま寿司メニューページ(はま寿司公式サイト、確認日2026年9月30日)
- かっぱ寿司「100円(税込110円)以下 商品100種類以上」(かっぱ寿司公式サイト、確認日2026年9月30日)

